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パーソナルジム開業失敗を防ぐ価格設定方法4選

パーソナルジム開業をしようとすると、コンセプトと同時に考えるのが、価格設定。

コンセプトと密接にかかわってきます。

せっかくやるなら売り上げはしっかりとあげたいから、価格も上げたい。

しかし、価格を上げると来てくれる人が少なくなってしまう気がするから、上げるのも難しい。

結局、安く設定してとにかく働くしか無くなり疲れてしまって、雇われて働いていた方が気楽で良くて幸せだったかも、と考えて

せっかくパーソナルジムを開業したのに、辞めて違う仕事でもしてみよう、と失敗するトレーナーをたくさん見てきました。

そこで今回は、パーソナルジム開業失敗を避ける為の価格設定の方法を4つに絞って紹介していきます。

  • 市場価値追随法
  • プライスリーダー追随法
  • 名声価格法
  • 段階価格法

今回はこの4つについて紹介します。
他にもいろいろあり、例えば1000円を980円にして安く見せる方法などありますが、
失敗を防ぐ考え方とは少しズレるので今回は外しています。

市場価値追随法

市場価値追随法とは、既にある競合の価格を基準にするやり方です。

パーソナルジム開業の時に考える競合は、まずは一番近くにある店舗にすると良いでしょう。

少なくともその価格でならパーソナルジムへ来てくれる事が分かっているからです。

不安で安くしてみたり、低いから高くしてだれも来てくれない、みたいな事にならず失敗を避ける一歩目となります。

ここで疑問に思うのが、
その価格帯なら入会するお客様が既に取られている状況でもあるから、人は集まらないのでは無いか
という事です。

結論そんな事はなくて、入会するか迷っているお客様に対し新しいジムがオープンしたから行ってみよう、というきっかけになり、価格が同じなら新しい綺麗な方が良い、と考える人もいます。
もし、価格が違うなら、競合も検討してみる確率が上がります。

また、競合に通っていて不満があるお客様もいます。

そんなお客様も流れてくるので、価格がもし競合より高いと来てくれませんし、安くしたら来てくれるかもしれませんが、同じなら行かないとは、現状に不満がある状態ではならないでしょう。

プライスリーダー追随法

プライスリーダー追随法とは、業界のリーダーの価格を基準に設定する方法です。

例えば、ダイエット専門のパーソナルジムを開くなら、ライザップでしょう。

ライザップはかなり高額です。

しかし、その金額を支払う人がたくさんいるのも事実。

安いと逆に効果が出るのか不安に感じる側面もあるのです。

安いから失敗しても良いや、を狙った価格で集客して

実際通ってみたら効果が出た!を実現させるのもありです。

とても素敵な事だと思います。

しかし、安いと失敗しても良いや、というメンタルが邪魔をしてがんばってくれない、という事も起こります。

価格がすこし高い、という事が時にお客様の為にもなる、という事が覚えておいて欲しいな、と思います。

名声価格法

名声価格法とは、品質や名声によって、競合の商品より高い値段設定にする方法です。

分かりやすく、コンテスト優勝トレーナーが行うパーソナルトレーニングは、ただのトレーナーがやるより高価にする事ができます。

内容がどうであれ、です。

たまに、解剖学のなどを学んだ専門学生が、科学を無視したパーソナルトレーニングを提供している筋トレ歴の長いコンテストに出る様なトレーナーを批判しているのを見かけます。

知識がある事は素晴らしいですが、知識が他と比べてある事を証明する事は難しいですし、知識は調べれば誰にでもつきます。

気持ちは分かりますが、辞めましょう。

大した知識も無いくせに、高くするな!ではなく、

この名声価格法によって価格を高く設定できているだけなので、この価格設定法が使えないなら、他の手段を使っていきましょう。

これに反発して安く価格設定をするのが、一番パーソナルジム開業失敗に多いパターンです。

段階価格法

段階価格法とは、大、中、小と並んだ価格では、真ん中を選びがち、という法則を活かして行う方法です。

一つ、過剰なサービスを詰め込んだ高額商品をつくります。
また、少し満足に欠ける定額商品をつくります。

真ん中に一番提供したい価格の商品を設定する事で、真ん中の価格帯の商品を選んでしまうのです。

ここで、注意したいのが、低額の商品です。

基本的に安いものがあるなら安い方が良いのが当たり前です。

安いしこれくらいなら我慢できるか、くらいの設定をしてしまい、お客様が低額商品ばかりを買ってしまい、客単価が上がらないと悩んでいるパーソナルジムをたくさん見てきました。

これを避けるには、コンセプトをベースに考える事をおすすめします。

コンセプトがしっかりと定まっているなら、コンセプトに関係ないけど、一応パーソナルジムだしな、くらいのものを作ると良いです。

まとめ

今回は

  • 市場価値追随法
  • プライスリーダー追随法
  • 名声価格法
  • 段階価格法

の4つを紹介しました。

話は少し逸れますが、価格にも関わるジムのコンセプトに、正しい知識を身近に手に入れてもらう、にしようとする方も意外と多いです。

しかし、それは現状のトレーナー自身の不満から来ています。

お客様の事を思って安くする、と考えているトレーナーも多いですが、
実際はお客様の事を考えておらず、自分の事を正当化する為に価格設定をしている場合も多いです。

パーソナルジム開業を考えているなら、今一度、あなたの提供したいサービスは本当にお客様の為なのか。

自分を正当化する為の言い訳になってはいないか、客観的に考えて見てください。

コンセプトに関してはこちらの記事も見てみてください。

価格設定は自分ひとりで出来ると感じると思いますが、客観的な目線が非常に大切になります。

これから、ひとりでパーソナルジムを開業しようと考えているトレーナーさんを弊社はサポートしています。

なんでも結構です。

ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせは下からぜひ!

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