レンタルジムを利用してパーソナルトレーニング活動をした方が、固定費がかからなくてリスクが抑えられますよね。
レンタルジムを利用して、ある程度安定してから自分のジムを開こうと考えている方もいらっしゃると思います。
それで安定してお客様が来てくれて収入が確保できているのなら良いですが、なかなかそういう訳にはいきません。
そこで、実際のところレンタルジムで安定させないと、ジムを開業するのは無理なのか、みていきたいと思います。
レンタルジムで月に何回のセッションが安定すれば自分のジムを開いた方が良い?
結論、あなたのセッションの単価とレンタルジムの一回の価格、開きたい場所の家賃に応じて変わります。
仮に、あなたのセッションが一回あたり8000円。レンタルジムの利用料が一回あたり2000円、開きたい場所の家賃が月に100000円だとしましょう。
ちなみにこれは、東京の郊外や、埼玉、神奈川、千葉あたりのイメージです。
そうすると、家賃はレンタルジムの利用料の50回分で相殺できます。
セッションの単価からレンタルジム利用料の2000円を引いて、
6000円×50回=300000円
月に30万円の収入になります。
経費で対応できたりする部分もあり、サラリーマンの30万円よりは手元に残せるかもしれませんね。
上記の状況だと、月に50回のセッションが安定するならばジムを開いた方が良さそうです。
しかし、あくまで単純な計算上は、です。
実際は交通費だったり光熱費だったりの問題もあるので、気をつけてください。
月に50回のセッション数で安定しないなら、自分のジムを開くべきでない?
結論、逆にジムを開くべき場合もある、というのが私の意見です。
計算してみて、いける!と思えますでしょうか?
実は、意外と届きそうで届かなそうなラインなんですよね。
しかし、届かないならあきらめましょう、なんて話ならこの記事を書いていません。
具体的にどんな場合なら開くべきかと言いますと、先ほどの例の内容なら、月に40回のセッションが安定しているなら、開業に踏み切っても良いかもしれません。
月に40回というと、週に10回のセッション。
週1回分の回数券で購入してもらうなら、10人のお客様を持っているという事になります。
この計算なら行きそうですし、行っている方も意外と多いのではないでしょうか。
この、月50回と月40回の間に大きな壁がある様に、たくさんのトレーナーを見てきて感じます。
では、月に50回という計算が出ていたはずなのに、なぜ40回で良いと言えるのでしょうか。
それは、
- 自分のジムを持っている、という事実がトレーナーの信頼につながる
- 専用のジムでトレーニングできる事がトレーナーのサービスの一部になる
- ジムが使える時間が増える
- 直前の時間変更に融通が効き、お客様の要望に応える事ができる
という事になります。
これがセッションの内容以外のところで、サービスの質が向上します。
これで、残りの10回分の壁を越えて獲得できる、というイメージです。
まとめ
今回は自分のジムをどのタイミングでもつべきか、という事を記事にしました。
しかし、今回の内容はひとつの考え方であって、もっと早い段階で自分のジムを持っても良いという考えもあるかもしれません。
はたまた、レンタルジム最強説を唱える考え方もあるかもしれません。
もし、自分のジムを持とうか迷っているなら、今回の記事で背中を押す事ができたら良いな、と思います。
人生は一回きり。
やってみないと本当に出来るか出来ないか分かりませんから。
とはいえ、情報はや考え方は色々あった方が良いと思います。
次回はレンタルジムvsジム開業
デメリットデメリットを詳しく見ていきたいと思います。